ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療 > 予防接種 > 予防接種について

ここから本文です。

更新日:2017年11月13日

予防接種について

予防接種について大事なことが記載されています。
安全で、効果的な予防接種のために必ずお読みください。

  1. 予防接種ってなんだろう
  2. ワクチンってなんだろう
  3. 予防接種の知識と注意
  4. 接種の間隔
  5. 接種を受ける前に
  6. 予防接種に出かける前に確認しましょう
  7. 予防接種を受けたあとは
  8. その他

1.予防接種ってなんだろう

病気に対する抵抗力(免疫)を作るものです。
赤ちゃんはお腹の中で、お母さんからある程度の抵抗力をプレゼントされますが、百日せきでは、生後3ケ月頃まで、また麻しん(はしか)や、おたふくかぜでは、生後8ケ月から10ケ月頃までに自然になくなります。

そのために、自分で抵抗力(免疫)を作る必要があります。
これに役立つのが予防接種です。

予防接種は、病気を予防したり病気にかかっても軽い症状で済むこともあります。

保育園や、幼稚園などの集団に入ると、病気にかかる機会が多くなりますのでその前に終わらせておきましょう。

2.ワクチンってなんだろう

ワクチンは、予防接種に使う薬液のことです。

ワクチンの種類には生ワクチン・不活化ワクチン・トキソイドの3つあります。

(1)生ワクチン[BCG・麻しん(はしか)・風しん・MR・みずぼうそう・おたふくかぜ等]

生きた病原体の毒性を弱めたもので、一度病気にかかったような状態にし免疫を作ろうとするものです。

接種後から体内で病原体が増え始めますのでそれぞれの性質によって、軽い発熱や発しんの症状が出ることもあります。

十分な免疫ができるまで、約1ケ月くらいかかります。

(2)不活化ワクチン[ポリオ・百日せき・インフルエンザ・B型肝炎等]

病原体を殺し、免疫を作るのに必要な成分を取り出して毒性をなくしたものです。

病原体は体の中で増えません。

何回か接種して体に記憶させて、免疫を作ります。

(3)トキソイド[ジフテリア・破傷風等]

細菌が産生する毒性を取り出し、毒性をなくしたものです。

基本的には、不活化ワクチンと同じで何回か接種して免疫を作ります。

3.予防接種の知識と注意

BCGワクチン【結核の予防】

結核菌の感染で起こります。わが国の結核はかなり減少しましたが、まだ3万人近い患者が毎年発生しているため、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また、結核に対する抵抗力(免疫)は、お母さんからもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いので、全身性の結核症にかかったり結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。

BCGは、牛型結核菌を弱毒化してつくった生ワクチンです。接種方法は、管針法といってスタンプ方式で上腕の2ヶ所に押しつけて接種します。接種したところは、日陰で乾燥させてください。10分程度で乾きます。

注意点と副反応

接種後10日頃に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後は、かさぶたができて接種後3ヶ月までには治り、小さな傷あとが残るだけになります。これは、異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るので、包帯をしたり、バンソウコウを貼ったりしないで、そのまま清潔に保ってください。ただし、接種後3ヶ月を過ぎても接種のあとがジクジクしているようなときは医師に相談してください。

副反応としては、接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常、放置して様子をみて構いませんが、ときにただれたり、大変大きく腫れたり、まれに化膿して自然にやぶれてうみが出ることがあります。このようなときには、医師に相談してください。

※お子さんが結核にかかったことがある場合は、接種後10日以内に接種局所の発赤・腫脹及び接種局所の化膿等を来たし、通常2週間から4週間後に消炎、瘢痕化し、治癒する一連の反応が起こることがあり、これをコッホ現象といいます。この反応がみられた場合には、結核感染、発病について精査するため医療機関で受診してください。

ポリオ(急性灰白髄炎)とポリオワクチンの基礎知識(外部サイトへリンク)

DPT-PV(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)四種混合・DT(ジフテリア・破傷風)二種混合ワクチン【百日せき・ジフテリア・破傷風の予防】

百日せきは、非常に感染力の強い病気で、感染すると特有のせき(吸気性笛声)が1~2ケ月も続きます。

夜間に激しいせきの発作が起こりやすいこと等が主症状です。
生まれたばかり(乳児期)の赤ちゃんがかかると重傷になりやすく、肺炎や脳炎を併発することもあります。

ジフテリアは最近では、ほとんど流行することはなくなりましたが、感染すると筋肉のマヒが起こり、心筋や呼吸筋の障害などが現れます。

破傷風は、けがをしたときに、土の中にいる破傷風菌が傷口に入って起こる病気です。感染すると菌の出す毒素により、神経のマヒや筋肉の激しいケイレンを起こします。人から人へは感染しません。

四種混合は不活化ワクチン2種類(百日せきと不活化ポリオ)と、トキソイド2種類(ジフテリアと破傷風)を混ぜたものを皮下注射します。

接種時期は、1期、2期にわけて接種します。

  • 1期
    初回と追加あわせて計4回を、生後3~90月未満の間で接種します。
    • 〔初回〕20~56日までの間隔で3回接種
    • 〔追加〕初回の3回目終了後、12月~18月に達するまでの期間に1回接種
  • 2期
    11歳以上~13歳未満(小学校6年生)で1回
    (このときジフテリアと破傷風の二種混合を行います)

注意点と副反応

接種回数が多いので、きちんと記録して接種もれに注意しましょう。

万が一接種間隔があきすぎてしまった時は、医師に相談してください。

接種後には、注射のあとが固くなったり、赤く腫れたりする事がありますが、2~3日で治ります。(冷たいタオルで冷やしてください)

ただし、接種の回数が増すごとに腫れやすくなるので、腕を変えて接種しましょう。

副反応の主なものは、注射部位の紅班、硬結、腫脹、発熱であり、ショックアナフィラキシー、血小板、減少性紫班病、脳症、けいれんなどの副反応がまれに生じる可能性もあります。

ただし、高熱が続いたり、ひきつけた場合はすぐに診察を受けてください。

MR(麻しん風しん混合)ワクチン又は麻しんワクチン【麻しん(はしか)の予防】

麻しんウイルスの空気感染によって起こります。感染力が強く、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。発熱、せき、鼻汁、目やに、発疹を主症状とします。最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39~40℃の高熱と発疹がでます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。

主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。患者100人中、中耳炎は約7~9人、肺炎は約1~6人に合併します。脳炎は約1,000人に2人の割合で発生がみられます。また、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約5万例に1例発生します。また、麻しん(はしか)にかかった人は数千人に1人の割合で死亡します。

接種時期は生後12~24月未満の間に1回接種(第1期)し、5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間に1回接種(第2期)します。

とくに1歳~2歳の間にかかるケースが多いので、1歳になったら、早めにに受けるのが理想的です。

注意点と副反応

副反応の主なものは、発熱(22.3~27.3%)と発疹(8.6%~12.2%)です。なお、これらの症状は接種後4~14日に多くでます。なお、接種直後から数日中に過敏症状と考えられる発熱、発疹、そう痒などがでることがありますが、1~3日で治ります。

これまでの麻しんワクチン、風しんワクチンのデータから、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどの副反応が、まれに生じる可能性もあります。

MR(麻しん風しん混合)ワクチン又は風しんワクチン【風しんの予防】

風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。潜伏期間は2~3週間です。軽いかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか、眼球結膜の充血もみられます。発疹も熱も約3日間で治るので、「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。血小板減少性紫斑病は患者3,000人に1人、脳炎は患者6,000人に1人くらいです。大人になってからかかると重症になります。

妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った児が生まれる可能性が高くなります。

接種時期は生後12~24月未満の間に1回接種(第1期)し、5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間に1回接種(第2期)します。

注意と副反応

副反応の主なものは、発熱(22.3~27.3%)と発疹(8.6%~12.2%)です。なお、これらの症状は接種後4~14日に多くでます。なお、接種直後から数日中に過敏症状と考えられる発熱、発疹、そう痒などがでることがありますが、1~3日で治ります。

これまでの麻しんワクチン、風しんワクチンのデータから、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどの副反応が、まれに生じる可能性もあります。

日本脳炎【日本脳炎の予防】

日本脳炎は日本脳炎ウイルスによって感染します。

ウイルスが蚊(コガタアカイエカ)によって媒介されます。

症状は、高熱、頭痛、吐き気、意識障害、けいれんなどです。

人から人へは、感染しません。

ワクチンは不活化ワクチンです。添加物として、ゼラチンが含まれています。

接種年齢と方法は

  • 1期
    生後6月~90月(7歳6ケ月)未満
    • 初回:6~28日までの間隔で2回
    • 追加:初回接種後おおむね1年おいて1回
  • 2期
    9歳以上~13歳未満(小学校4年生)で1回

副反応は軽い発熱と、注射局所の反応として、発赤、はれ、痛みがあります。

水痘【水ぼうそうの予防】

水痘(すいとう)は、2~10歳の子供に、多く発生する感染力の強い病気です。

発熱と共に顔や頭、口の中をはじめ全身に大きさがふぞろいな赤い発疹や水泡ができます。

この発疹は発生前から水疱がなくなるまで、つばきのしぶき、もしくは接触で感染します。
ワクチンは弱毒化した生ワクチンを皮下注射します。

悪性腫瘍や白血病、ステロイド療法を受けている等のお子さんが水ぼうそうにかかりますと健康児にくらべ重症化しやすいため、接種することをおすすめします。

副反応はほとんどありませんが、ときに発熱、発疹がみられ、まれに接種局所の発赤、腫脹、硬結が見られます。

接種年齢と方法は

1歳以上3歳未満で計2回接種

1回目:1歳から1歳3ヶ月未満

2回目:3歳未満(1回目の接種終了後3ヶ月以上あけて接種)

B型肝炎【B型肝炎の予防】

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。

B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合とそのまま感染している状態が続いてします場合(この状態をキャリアといいます)があります。

キャリアになると慢性肝炎になることがあり、その一部の人では肝硬変や肝がんなどの命に係る病気を引き起こすことがあります。

ワクチン接種することで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫力)ができます。

ワクチンは、組換え沈降の不活化ワクチンを皮下注射します。

免疫ができることで、一過性の肝炎を予防するだけでなく、キャリアになることを予防でき、周りの人への感染も防ぐことができます。

※予防接種を受けても、お子さんの体質や体調によって免疫ができないことがあります。

副反応の主なものは、倦怠感、頭痛、局所の腫脹、発赤、疼痛等であり新生児についても問題ない。

なお、ワクチンのヘプタバックスⅡについては、ラテックス過敏症のあるお子さまにおいてはアレルギー反応が現れる可能性があるため十分注意してください。

接種年齢と方法は

平成29年4月以降に生まれた0歳児

1歳未満で計3回接種

1回目:生後2月~

2回目:1回目から27日以上あけて接種

3回目:1回目から139日以上あけて接種

インフルエンザ(希望者のみ)インフルエンザの予防

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって感染します。

毎年初冬から春先にかけて流行します。

症状は、突然の発熱、のどの痛み、せきで始まります。

他の風邪より全身症状が強いのが特徴です。

重症になると、肺炎や脳炎を起こしたり、死亡することもあります。

ワクチンは不活化ワクチンです。成分として卵が含まれています。

接種年齢

生後6月以上18歳以下の者,65歳以上の者又は60歳以上65歳未満の者で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障害を有する者及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者が対象です。
10月から3月にかけて実施します。

その他の予防接種

任意接種で予防できる病気についても知っておきましょう。

流行性耳下腺炎 おたふくかぜの予防

おたふくかぜは、耳下腺の腫れと痛みが見られる比較的かるい病気ですが、まれに髄膜炎を起こすことがあります。

また思春期以降の子がかかると、睾丸炎、卵巣炎を起こして不妊症になることがあります。

ワクチンは、弱毒性の生ワクチンを皮下注射します。

接種時期は1歳を過ぎると接種できます。

副反応は接種後、2~3週間後に一過性の耳下腺の腫れや発熱が、2~3%の人みられます。また、ごくまれに髄膜炎の報告もあります。

4.接種の間隔

ワクチンを続けて接種する場合は、その効果、安全性のため、一定の期間をあけて接種しなければなりません。

詳しくはここをクリック。

5.予防接種を受ける前に

予防接種ワクチンは、毒性を弱めたとはいえ、細菌やウイルスの成分です。

お子さんの体調の良いときに受けるのが大原則です。

このようなお子さんは受けられません。

  • (1)明らかに発熱(37.5度以上)がある。
  • (2)重篤な急性疾患にかかっている
    急性の病気で薬を飲む必要のある人は、その後の病気の変化、また予防接種の副反応もわかりませんので、その日は受けられません。
  • (3)その日に受ける予防接種に含まれる成分で、アナフィキラシーを起こしたことがある。
    アナフィキラシーというのは、接種後約30分以内に起こるアレルギー反応のことです。
    症状は、発汗、急に顔がはれる、全身にじんましんがでる、吐き気、吐く、息が苦しいなどです。それに続いてショック状態(血圧が下がり、皮膚が白くなる脈が速くなる等)になることもあります。
  • (4)BCG接種の場合においては、予防接種、外傷などによるケロイドが認められる。
  • (5)予防接種を受けようとする病気に既にかかった又は、現在かかっている。
  • (6)その他、医師が不適当な状態と判断した場合。

次に該当する場合は、事前に医師の相談が必要です。

以下にに該当すると思われる人は、事前に主治医の先生に診てもらい、その先生のところで接種するか、あるいは診断書又は意見書をもらってから接種に行きましょう。

  • (1)心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などで治療を受けている。
  • (2)前に予防接種を受けたとき、2日以内に発熱、発しん、じんましんなどアレルギーを思わす症状がみられた。
  • (3)過去ににけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある。
    けいれんのおこった年齢、そのとき熱があったか、熱がなかったか、その後おこっているか受けるワクチンの種類はなにかなどで条件が異なります。
  • (4)過去に免疫不全の診断がなされている及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる。
  • (5)ワクチンにはその製造過程における培養に使う卵の成分,抗生物質,安定剤などが入っているものがあるので、これらにアレルギーがあるといわれたことがある。
  • (6)BCG接種の場合においては、家族に結核患者がいて長期に接触があった場合など、過去に結核に感染している疑いがある。

6.予防接種にでかける前に確認しましょう

  • (1)お子さんの体調は、普段と変わりありませんか?
  • (2)受ける予防接種の、必要性や副反応について、十分理解できましたか?わからないことがあれば医師に相談しましょう。
  • (3)母子手帳は持ちましたか?
  • (4)予診票は責任をもって記入しましょう。
  • (5)日頃のお子さんの状況をよく知っている保護者の方が連れて行きましょう。

7.予防接種を受けた後は

  • (1)予防接種を受けたあと30分は、接種会場でお子様の様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
  • (2)接種後『生ワクチン』では4週間、『不活化ワクチン』では1週間は、副反応の出現に注意しましょう。
  • (3)入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこする事はやめましょう。
  • (4)接種当日は、いつものとおりの生活でかまいませんが、激しい運動は避けましょう。

8.その他

  1. 接種時期に長期不在になる場合
    定期の予防接種は、住民票のある市町村の実施方法に従って接種することになっています。従って、何らかの理由で大崎町で接種できないときは、保健福祉課健康増進係にご相談ください。
  2. 副反応がおこった場合
    予防接種のあと、まれに副反応が生じることがあります。
    また、予防接種と同時に、他の感染症がたまたま重なって発症することがあります。
    予防接種を受けた後、注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけ等の症状があったら、まず病院受診する等の処置をしたあと保健福祉課健康増進係へ連絡ください。
  3. その他、何かわからない事がありましたら大崎町役場保健福祉課健康増進係(099-476-1111)内線132へお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

保健福祉課健康増進係

899-7305 曽於郡大崎町仮宿1029番地

電話:099-476-1111

FAX:099-476-3979

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?